比較的安価なものが多く、初めて電気柵を使う方にはおススメです。
【短所】
乾電池が切れるタイミングが分からないため、こまめに電圧チェックをしなくてはいけません。
乾電池が切れる都度、新たな乾電池を購入する必要があるので、ランニングコスト(電気代)は高めになります(例:アルカリ単一乾電池×6本(=700円程度))。
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電気柵は設置するにあたり、様々な部材(パーツ)を用意する必要があります。
まずは、電気柵一式がどのような部材から構成されているのか、それぞれの部材とその役割について理解しておきましょう。
電気柵の本体は、電気を発生させる源、言わば「心臓」のような部材です。
一般的には電源装置、本機などとも呼ばれています。
電源はAC電源のほか、車のバッテリーや乾電池で稼働するタイプ、最近では、ソーラーパネルを使った蓄電池タイプもあります。
乾電池式の本体は、お手軽な価格で販売していますが、乾電池が切れる時期が分かりづらく、電池切れの隙に動物に畑を荒らされてしまうリスクがあります。
それと比較して、ソーラータイプはフル充電の状態であれば数週間程度(本機の性能により異なる)は稼働し、安定して利用することが可能なため、最近では利用される方が多くなってきています。
田んぼの外周100m程度を囲うのであれば、乾電池タイプでも十分な出力を得ることができますが、例えばゴルフ場など、数㎞に及ぶ距離を設置する場合は、出力が足りなくなることもありますので、そういった場合では、長距離の設置に適したハイパワーモデルやAC電源タイプの本機がよいでしょう。
このように、本体のタイプや性能も様々ですので、電気柵を選ぶ際には、電源装置(電気柵本機)が、使用環境や用途に適しているのか、どの程度の(距離×段数を賄える)出力があるのか、事前に確認するようにして下さい。
電気柵効果の良し悪しを左右する、とても重要なパーツです。
本体から流れ出た電流は、ワイヤーを通じて動物の鼻や肉球などに触れると、電気は動物の体を通過して足の裏から地面へと流れます。
そして、地面に流れ出た電気はアースから本体に流れることで、電気回路が成立(通電)し、動物に電気ショック(感電)を与えることができます。
しかし、アースがそもそも設置されていなかったり、適切に設置されていない場合は、十分な効果が得られません。
アースは根元までしっかりと深く打込むこと、また、複数連続しているタイプのものはアース同士の間隔を十分に離して設置する>など、適切に設置するようにして下さい。
電気柵(アース)の設置方法図
ポールは絶縁性のものを使用します。
園芸ポールはビニールで被覆されていますが、中は鉄製で、電気を通してしまうので、絶対に使用しないでください。
また、木材も電気を通しやすいので、直接ワイヤーを巻き付けることはしないでください。
また、ポールの形状は大きく2種類あります。
1つはポールとクリップが一体化しているもの、もう1つは別々になっているものです。
一体化しているものは、ポールにクリップを設置する手間は省けますが、クリップの位置を変えるなど細かな調整ができません。
逆に、別々のものは、設置に少々手間がかかりますが、地形などに合わせて細かな調整ができるという特徴があります。
電気を通すための紐(ひも)です。
ワイヤーや柵線(さくせん)、コードとも呼ばれます。通常、ポリエチレンなどの化学繊維にステンレス線やメッキ銅線をより合わせた線を使います。電気が流れるところは、ステンレス線やメッキ銅線の部分で、メッキ銅線の方が通電効率は良いとされています。
また、電気を通す線(ステンレス線や銅線)は、確実に害獣に接触させるために、通常は6~8本編み込まれています。
ステンレス線が多く含まれるほど、ワイヤー表面に露出する部分が多くなり、より電気柵の効果を発揮します。
電気柵を設置する場合、「電気事業法」という法律で危険表示板の設置が義務付けられています。
また、設置する場合は、人の目に付きやすいように、適当な位置や高さ、間隔で、かつ見やすい文字で危険である旨の表示を行う必要があります。
※人が誤って触ってしまっても、ビリッとするだけで、通常、人体に影響はありませんが、ペースメーカーを付けている方、まだ文字が読めない子ども、散歩中の犬などが触れてしまわないように注意してください。
ワイヤーや本体の通電チェックに使用します。
ボルトメーターやショックテスターなどとも呼ばれます。
流れる電流の電圧の強さを段階表示で示すものやデジタル表記するものがあります。
ワイヤーにのみ当てて計測するタイプもあります。
ワイヤーに流れる電流を自分の指で直接触れることはとても危険です。
安易に触れないよう十分注意して下さい。
※右写真では、金属支柱にワイヤーを直接結んでいるため、電圧が1,000Vと低く、漏電している様子が良くわかります。(推奨値:最低5,000V以上~7,000Vくらいまでが望ましい)
電気柵の出入り口部分に使用します。
ゲートハンドルを使用することで、電気柵の電源を落とさなくても、柵の出入りが可能となります。ハンドル部分は絶縁素材となっているので、手で持つことができます。
スプリングの伸縮によりゲートの着脱が可能となります。
※出入りの際に外したハンドルを地面に置くと漏電状態になるので、地面に付けずクリップなどに掛けるようにしましょう。
ワイヤーのたるみをなくす道具です。
野生動物の防除に使われるワイヤーは、距離が長くなるほどたるみが生じやすくなります。
すると、ワイヤーの間隔があいたり、たるんだところで下草に接触し漏電したりして、野生動物の侵入のリスクが高まります。
1つのフェンスに数箇所程度、緊張具を使うとワイヤーをピンと張ることができ、管理しやすくなります。
設置は簡単で、ワイヤー(柵線)を簡易緊張具中心のくぼみに掛け、時計回りに巻き付けます。
たわみがなくなったら簡易緊張具両端のフックに引っ掛けます。
電気柵の設置には、様々な部品が必要です。
それぞれのパーツの必要数量を算出し、ピックアップしていくのはとても面倒で大変です。
そのため、特に「これから電気柵を始めたい」という電気柵初心者の方には、まずはセット商品から購入することをおすすめします。
セット商品には、上記のパーツがすべて(※)含まれているので、安心してすぐに柵を設置することができます。
当店では、「本体」が含まれていない設置距離の延長セットや段数追加セットも取り扱っていますので、設置場所の規模や対象の動物に合わせてカスタマイズすることができます。
※テスターが含まれていないセットもあるので、ご購入前に必ずセット内容の詳細をご確認ください。初めて電気柵をご使用になる方は、テスターの購入は必須です。
電気柵のセットを確認する>>
どのセットを選べばいいのか分からないという方は、以下の見積依頼フォームもご活用ください。
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