「ワナの番人」の特長
箱わなやくくり罠にセンサー部を取り付け、わなが稼働した際にセンサーが外れることで、携帯電話やスマートフォンにメール通知が届きます。
☑ 全国自治体への導入実績多数!(※1)
☑ ランニングコストを抑えつつ罠の見回り作業の効率化が図れる!
☑ 箱わな、くくり罠、どちらにも対応可能!
☑ スマホ、ガラケー、どちらでもメール通知可能!(※2)
☑ 中継局や基地局の必要なし!
☑ 取り扱いも簡単!
☑ 防水性能「IPX5」だから屋外での使用も安心!
☑ 乾電池2本で長期間(約1年~1年半)利用可能!
※1 農林水産省HPの「鳥獣被害対策に活用出来る機器情報」に掲載。
※2 ただし、LPWAを用いたSigfoxの通信エリア内に限る。
・LPWA(Low Power Wide Area-network):「省電力かつ長距離での無線通信が可能」という特長がある通信技術の総称です。
・Sigfox:フランスのSigfox社で開発された通信方式です。低速ですが、低価格・低消費電力・長距離伝送の特長があります。日本では、京セラコミュニケーションシステム株式会社が通信事業者としてエリアネットワークサービスを提供しています。
「ワナの番人」3つのメリット
①迅速な対応が可能
従来はわなの状況確認を定期的にすることで、害獣が捕獲されているかどうか判断をしていました。
「ワナの番人」を導入することで、メール通知が来たら迅速な対応が可能になります。
②安全な対応が可能
くくりわなに害獣がかかっている場合、草陰などに隠れて急に襲い掛かってくるケースもあり、罠にかかっていても対応時には危険が伴いました。
「ワナの番人」を導入することで、事前にどの罠が作動しているかを把握できるため、作動したワナの付近に近づく際に安全な対応を取ることが可能になります。
③低コストでの運用が可能
LPWA(Sigfox)通信は一度に送信できるデータ量が小さく、低電力で稼働させることができるため、「ワナの番人」は乾電池で利用することができ、電源工事不要かつ移設も簡単です。
そのため、ランニングコストを抑えての運用を実現できます。
「ワナの番人」システムイメージ
Sigfoxの対応エリア
日本でSigfoxネットワークを提供する「京セラコミュニケーションシステム」のホームページ(下記リンク参照)にて、日本国内の通信サービスエリアを確認することができます。
Sigfox「サービスエリア」はこちら
「ワナの番人」の導入先
「ワナの番人」は全国24県55ヶ所の自治体でご利用頂いており、現在も拡大中です。(※2021年9月時点)
「ワナの番人」の設置方法
▲設置イメージ
箱わなへの設置
箱わなの扉が閉まる際に、センサーが外れるように設置します。
扉が閉まった際にセンサーが外れることで、通知メールが届きます。
※詳しくは取り扱い説明書に設置方法が記載されています。
①箱わなの扉が落ちた際にセンサーが外れるように設置します。
②動物による破損防止と通信環境の確保を兼ねて、通信端末を箱わな上部付近に設置します。
③扉が落ちるとセンサーが外れ、メール通知が届きます。
くくり罠への設置
くくり罠のワイヤーにセンサー部を連結させ、捕縛時にワイヤーが引っ張られるとセンサーが外れるように設置します。
くくり罠が稼働するとセンサーが外れ、通知メールが届きます。
※詳しくは取り扱い説明書に設置方法が記載されています。
①くくりわなを設置します。
②通信端末を樹木などに括りつけ、センサー部をくくり罠のワイヤーに連結します。
③くくりわなが作動しワイヤーが引っ張られると、センサーが外れてメール通知されます。
センサーの抜け強度を「3段階」で調整可能
旧型の同製品ではセンサーのはめ込みが強すぎて、扉が軽量の箱わなでは仕掛けが作動してもセンサーが抜けきらないケースがありました。
そのため、センサー部に改良を加え、センサー部のはめ込み強度を3段階で変えられるよう仕様を変更しました。箱わなの大きさや強度が違う場合も、より適したはめ込み強度で利用できます。
「ワナの番人」本体各部名称と付属品
・ワナの番人本体(通信端末部、センサー部含む)×1台
・取扱説明書×1部
・ワイヤー(ワイヤー径 Φ2㎜、長さ 50㎝)×1本
・ワイヤークリップ(ワイヤー径 Φ4mm)×1個
・ワイヤークリップ用予備ナット(M4、対辺 3.2㎜)×6個
・結束バンド(長さ 36.8㎝)×8本
・ビニルテープ(5m)×1個
・カバー取付用ねじ×6本
(+バインド小ねじ、M2.5、長さ 16㎜、ステンレス)
2年目以降から通信費が発生します
※掲載されている価格は「ワナの番人1台+1年分の通信費」です。ご利用開始から1年間の通信費が含まれています。
※上記以降の期間(2年目以降)からは、別途通信費が必要となります。詳しくは「見積依頼フォーム」よりお問い合わせください。
仕様
特徴
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◆箱わなやくくりわなが稼働した際に通知が届く装置です。
◆LPWA(Sigfox)通信のエリア内で利用することで、メールを受け取れます。
◆シンプルな機能なので、高齢化が進む猟友会員様にも好評です。
◆見回り作業の効率化ができます。
◆本体価格と通信費が割安なため、コストを抑えて導入できます。
◆省電力のため、乾電池は1年から1年半程度交換不要です。
※センサーの頻度や設置環境にもよります。
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【通信端末(SGCEA-TM)】
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通信方式
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Sigfox通信
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送信出力
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20mW以下
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データレート
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100bps
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アンテナ端子
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SMA-J型(50Ω)
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使用電池
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単三リチウム乾電池(1.5V)×2本
※乾電池は付属していません
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消費電力
乾電池動作時(DC3V)
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約250mW以下(通信時)
約1.5mW以下(待機時)
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使用温度範囲
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-20~+60℃
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防塵防水性能
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保護等級IPX5
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ポールマウントブラケット適合ポール径
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Φ25~400mm
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外観寸法
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90(W)×130(H)×40(D)mm
※突起部部含まず
117(W)×274(H)×52(D)mm
※アンテナ、突起部部含む
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質量(重量)
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約240g |
【センサー】
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センサー
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磁気センサー
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ケーブル長
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1.8m
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外観寸法
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Φ27×94mm
※突起部およびケーブル含まず
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質量(重量)
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約130g
※突起部およびリング、ケーブル含む |
【その他】
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対象わな
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各種箱わな
各種くくり罠
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注意事項
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①本器の保証期間は、納入後1年間です。
②取扱説明書の記載内容を逸脱して本器を使用されたことによって生じた故障、破損もしくは不具合につきましては保証しかねますのでご了承願います。
③火災、落雷、地震、洪水などの自然災害、鳥獣または第三者による行為、その他事故、お客様の故意または過失、誤使用、その他異常な条件下での使用によって生じた故障、破損もしくは不具合については保証しかねますのでご了承願います。
④本器を使用温度範囲を超える場所で使用しないでください、特に内部が高温になると故障の原因となります。また、製品の劣化を促進する腐食性(硫黄)ガスなどが発生する場所での使用、保管は避けてください。
⑤分解、修理、改造は行わないでください。
⑥故障や異常な状態のまま仕様を継続しないでください。
⑦本器の故障、破損もしくは不具合により発生した付属的な損害(事業利益の損失、事業の中断など)の責につきましては保証しかねますのでご了承願います。 |
備考
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