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わな猟免許取得への手引きvol.3~技能試験編③

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狩猟免許

こんにちは「鳥獣被害対策.com」の宮畑です。

ここからは
わな猟免許の中の技能試験~鳥獣の判別についてのお話しです。

3)鳥獣の判別
鳥獣の図画16枚について狩猟鳥獣か否かを判別し、
狩猟鳥獣の場合は種名を答える試験です。

わなでは鳥類の捕獲は禁止されているため、
わな猟免許試験では、獣のみ16種が出題されます。

試験官と机を挟んで座り、A3サイズくらいの絵を見せられ、
5秒以内にとれるかとれないか
とれる場合は種名も合わせて答えていきます。

例えば試験官がキツネの絵を見せ
「とれますか、とれませんか」と問いかけてきたら、
「とれます、キツネです」と答えます。

ニホンリスの絵を見せ
「とれますか、とれませんか」と問いかけてきたら、
「とれません」と答えます。

とれない場合は種名を言う必要はありません。

なお、自治体や試験官によっては質問の言い回し等が
異なっていることも考えられますので、
試験官の問いかけに合わせて返答しましょう。

例えば試験官がキツネの絵を見せ
「これは何ですか」と問いかけてきた場合は
「とれます、キツネです」の返答でよいと思います。

「狩猟獣ですか、非狩猟獣ですか」
問いかけてきた場合は
「狩猟獣です、キツネです」と答えれば良いでしょう。

出題対象の獣類は以下の16種で、
狩猟読本に記載されている図画がそのまま出題されます。

どうしても種類の特徴が覚えられなかったり、
似ているもの同士の判別が苦手な場合は、
描かれている場所や背景を含めて覚えるのも一つの手です。

例えば
「倒木の上に乗っかっている黄色っぽい獣の絵はミンク」
「枝の上で右を向いて木の実を持っているのはニホンリス、
枝の上で左下を向いているのはタイワンリス」
といったように覚えてみましょう。

また、一番迷うのがイタチ(オス)とイタチ(メス)です。
背景や姿勢がほぼ同じなので、
大きさの違いが決め手になります。

図の右下にスケールが入っていますが分かりづらいため、
図画の2/3位の大きさで描かれているのがイタチ(オス)
図画の半分位の大きさで描かれているのがイタチ(メス)
と覚えておくとよいと思います。

○狩猟獣
タヌキ
キツネ
テン
イタチ(オス)
ニホンジカ
ミンク
アライグマ
ハクビシン
アナグマ

○非狩猟獣
モモンガ
オコジョ
カモシカ
イタチ(メス)
ニホンリス
ムササビ
ニホンザル

では、健闘を祈ります。

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わな猟免許取得への手引きvol.3~技能試験編①「猟具の判別」 はコチラ⇒
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/959
わな猟免許取得への手引きvol.3~技能試験編②「猟具の架設」 はコチラ⇒
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/969

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この記事を書いた人

宮畑 貴之

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