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決定的瞬間!!猿の防護柵跳び越え動画

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こんにちは、「鳥獣被害対策.com」の久野です。

今回の鳥獣害対策の知恵袋では、猿が防護柵を突破する決定的瞬間をとらえましたので、その様子をお伝えします。

説明より先に、まずはこちらの動画をご覧ください。

ご確認いただけたでしょうか…。

1匹の猿が、白昼堂々の犯行に及んでいます…!

合計4匹の猿が映っているので、もしかすると、侵入しているのは1匹だけではないかもしれません。

この動画は、当サイトで取扱いしている猿・猪・鹿用防護柵、『おじろ用心棒』の設置状況を点検した際に、猿による侵入が疑われる箇所に設置した、自動撮影カメラに記録されていた映像です。


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防護柵『おじろ用心棒』の点検を行った際の様子については、過去のブログに詳しく書いておりますので、そちらをご覧ください。

★防護柵設置後の留意点~妥協ゼロで被害もゼロに!!~
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/4775

それでは、猿の侵入を許してしまった、今回の防護柵設置状況について、詳しく確認していきましょう。

こちらが侵入現場の写真です↓↓

斜面と防護柵の間隔が狭くなっていることがわかります。

斜面と防護柵の距離が十分にとられていないために、猿が斜面から跳躍し、侵入してしまったようです。(こんなイメージです。柵の先にはカキ畑)

前回の記事からの繰り返しになりますが、防護柵の跳び越えによる猿の侵入を防止するためには、以下の方法が対策としてあげられます。

  • 防護柵を高くする
  • 防護柵にかかるような樹木、ササなどはこまめに伐る
  • 斜面、樹木などと防護柵の距離をとる

では、実際に防護柵をどれくらい斜面から離せばよいかですが、これについては環境や個体によって差があるので、「〇〇m以上離せば大丈夫!」と断言するのは、なかなか難しいと言わざるを得ません。

ちなみに文部科学省が、全国の小中学生を対象に毎年実施している『全国体力・運動能力、運動習慣等調査』における、中学生男子の立ち幅跳びの全国平均記録(H26)は、193.44cmだそうです。

しかし、近年とある動物園の猿が、4m強の距離を跳躍して、壁を越えて脱走したというニュースがあったことからも、猿の身体能力が、人間をはるかに凌駕するものであることが伺えます。

なお、大人は全国的な体力テストがないので、平均記録はわかりませんでしたが、メタボが気になる運動不足の成人男性にとっては、サルどころか、中学生の記録を超えることも、もしかしたら難しいかもしれません…。

…さて、話が少し脱線してしまいましたが、今回設置した自動撮影カメラの映像をチェックしたところ、猿の侵入経路が明らかになったため、後日、防護柵『おじろ用心棒』を設置していただいている農家さんの元を、当店スタッフが訪問し、集落の方々と一緒に防護柵の補修を行いました。

その様子につきましては、追ってご報告いたしますので、いましばらくお待ちください。

それでは最後になりますが、主に猿目的で設置した自動撮影カメラに、ほかの動物も記録されましたので、そちらの動画をご覧いただきたいと思います。

『鹿』防護柵外側の下草を食べています。

『猪』防護柵周辺をうろうろしています。

『ノウサギ』すきまを見つけたのか、ワイヤーメッシュの防護柵をすり抜けています。

映像を見ておわかりのように、どの動物がどんな経路で侵入しているか調べるために、自動撮影カメラは大変有効です!

鳥獣被害対策.comでは用途に応じて様々な機種を取り揃えておりますので、ぜひ一度ご検討ください。

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この記事を書いた人

久野 航

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