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ネズミの食害について

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こんにちわ「鳥獣被害対策.com」の千葉です。

今回は、ネズミの被害についてお伝えします。

皆さんはネズミと聞いて何を思い出すでしょうか。

ご自宅の屋根裏、ビルの隙間などなど・・・人間の生活に密着して生きているドブネズミ、クマネズミなどが真っ先に思い出されるかもしれません。

しかし日本には、太古の昔からすんでいるネズミがたくさんいます。

なかでも、北海道で代表的な野ネズミといえば、エゾヤチネズミです。

体長15cm弱の小柄なネズミで、目はくりっとまん丸、とてもかわいいネズミです。

出典:「The Wild Mammals of Japan」(2009)

この小さなネズミ、じつは人間生活に大きな影響を与えています。

皆さんもこのような光景、みたことありませんか?

写真は北海道のある河川敷の河畔林です。

よくみると、根元から上にかけて樹皮が削られており、赤茶色の木肌がみえてしまっていますね。

これはなんと、エゾヤチネズミが冬の間に一生懸命かじった跡なのです。

エゾヤチネズミは主に植物質を食べる動物で、えさの少ない冬場は、幹の回りの樹木の樹皮を、きれいに食べてしまいます。

上記のような河畔林では大きな問題にはなりませんが、問題は植林地の被害です。

北海道で植林が盛んな「カラマツ」は、エゾヤチネズミの大好物なのです。

ネズミは冬の間、大きく育ったカラマツの根元をカリカリかじって・・・幹をぐるっと一周してしまうと、その木は枯れてしまいます。

エゾヤチネズミは数年おきに大発生し、そのたびに大きな被害となっています。

その被害面積(北海道内)はエゾシカに続き、第2位という規模。

ネズミの小さな体からは想像もつきません。

上記の写真のような光景は、今年は随分多く見かけるような気がします。

ネズミの当たり年・・・にならなければいいのですが。

敷地内の植木が被害にあった際は当社では、ネズミ捕獲用のワナも取り揃えております。

被害規模に合わせて、ご気軽にご相談ください。

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