投稿日:2016年3月8日
運営会社:株式会社 地域環境計画
投稿日 : 2014年06月20日
更新日 : 2024年03月21日
こんにちわ「鳥獣被害対策.com」の千葉です。
今回は、ネズミの被害についてお伝えします。
皆さんはネズミと聞いて何を思い出すでしょうか。
ご自宅の屋根裏、ビルの隙間などなど・・・人間の生活に密着して生きているドブネズミ、クマネズミなどが真っ先に思い出されるかもしれません。
しかし日本には、太古の昔からすんでいるネズミがたくさんいます。
なかでも、北海道で代表的な野ネズミといえば、エゾヤチネズミです。
体長15cm弱の小柄なネズミで、目はくりっとまん丸、とてもかわいいネズミです。
出典:「The Wild Mammals of Japan」(2009)
この小さなネズミ、じつは人間生活に大きな影響を与えています。
皆さんもこのような光景、みたことありませんか?
写真は北海道のある河川敷の河畔林です。
よくみると、根元から上にかけて樹皮が削られており、赤茶色の木肌がみえてしまっていますね。
これはなんと、エゾヤチネズミが冬の間に一生懸命かじった跡なのです。
エゾヤチネズミは主に植物質を食べる動物で、えさの少ない冬場は、幹の回りの樹木の樹皮を、きれいに食べてしまいます。
上記のような河畔林では大きな問題にはなりませんが、問題は植林地の被害です。
北海道で植林が盛んな「カラマツ」は、エゾヤチネズミの大好物なのです。
ネズミは冬の間、大きく育ったカラマツの根元をカリカリかじって・・・幹をぐるっと一周してしまうと、その木は枯れてしまいます。
エゾヤチネズミは数年おきに大発生し、そのたびに大きな被害となっています。
その被害面積(北海道内)はエゾシカに続き、第2位という規模。
ネズミの小さな体からは想像もつきません。
上記の写真のような光景は、今年は随分多く見かけるような気がします。
ネズミの当たり年・・・にならなければいいのですが。
敷地内の植木が被害にあった際は当社では、ネズミ捕獲用のワナも取り揃えております。
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