投稿日:2018年2月26日
狩りガール~猟師の世界にも女性進出!~
投稿日 : 2014年02月14日
更新日 : 2024年03月21日
こんにちは、地域環境計画の上田です。
※株式会社地域環境計画は「鳥獣被害対策.com」の運営会社です。
過去には男性ばかりであった職業に、女性の進出が目立ちます。
ガソリンスタンドの店員さんに女性の姿が目立ち始めたのも、それほど古い話ではありません。
タクシーや、バス、果ては大型のトラックまで、運転手さんの世界には女性が当たり前になっています。
そして、最近では 『狩りガール』つまり女性猟師さんが増加してきています。
私たちのお知り合いにも、若い女性猟師さんがおられます。
現代では、何事においても、女性が元気で積極的ですね。
さらに、猟師だけでなく、その後のことまで考えるのが女性の素晴らしいところです。
イノシシなどの「わな猟」に取り組む大分県豊後大野市の姉妹が、獣肉加工施設を同市大野町に開所したそうです。
実家近くの竹林でタケノコ作りを始めたところ、イノシシに荒らされてしまったことにより、獣害ということを初めて身近に感じられたお二人は、被害を受けている近所の人から、「猟師が少なくなっている。女性でも猟師になれる」と勧められたことがスタートでした。
狩りガールの誕生です。
ご近所の方が勧めたということですから、そもそもが強者だったのかもしれませんが・・・
二人の狩りガールは、
- その年の秋に狩猟免許を取得し、
- 先輩猟師に箱わなや、ワイヤを使うくくりわなの設置方法を習い、
- これまでにイノシシやシカなど85頭を捕獲されました。
最初は、肉を自宅で食べたり、知人に配ったりしていたが、次々に増えて消費しきれなくなってきたところで、害獣退治とその肉の有効利用を目指されたのです。
そこで狩りガールは、県の補助を受け、肉を切るスライサーなども揃えたところで、食材として活用するため加工し、販売できるよう加工所を作ることになったのです。
処理した肉は、精肉にして道の駅で販売したり、市内の農産物加工所へ卸したりされます。
ご自身たちのお力で
- 獲る
- 加工する
- 販売する
と一環したお仕事にされるとは、本当にたくましいです。
大分県によると、女性の狩猟免許取得者は、3年前で県内に41人いるそうですが、今では狩りガールが、大幅に増加しているのではないでしょうか。
★狩猟に関する過去ブログ↓
・狩猟免許について
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/513
・狩猟免許取得の勧め
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/531
・わな猟免許取得への手引き
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/652
・わな猟免許取得への手引き 知識試験編
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/773
・わな猟免許取得への手引き 技能試験編~猟具の判別
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/959
・わな猟免許取得への手引き 技能試験編~猟具の架設
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/969
・わな猟免許取得への手引き 技能試験編~鳥獣の判別
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/986
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★イノシシ被害対策商品⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/boar
★シカ被害対策商品⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/deer
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