イノシシ対策用の罠 ~箱わなの捕獲効率を上げるポイントとは?~
投稿日:2017年3月23日
運営会社:株式会社 地域環境計画
投稿日 : 2014年02月10日
更新日 : 2024年03月21日
こんにちは、㈱地域環境計画の福田です。
※株式会社地域環境計画は「鳥獣被害対策.com」の運営会社です。
このブログでもたびたび取り上げているように、シカの増加は全国的に問題になっています。
林業・農業被害は深刻で、その低減に向けて各自治体を中心として、様々な対策が試みられています。
対策の中身は、「防ぐ」ことと、狩猟により「減らす」ことに分けられますが、いずれにせよ、シカがどのくらい多いのか、どこに多いのかを明らかにしなければなりません。
とは言っても、目にすることすら珍しい野生動物を目で見て数えるわけにもいきません。
そこで、シカの生息密度を推定するために行われる方法の一つとして、比較的簡単にできて、多くの場所を調べやすい方法に、「糞粒法」があります。
早い話が、シカのウンチを数える方法です。
シカのウンチは下の写真のように、小さめでチョコボールのようです。
シカが生息する山の中に入れば、誰でも見つけることができるでしょう。
このウンチを数え、専用のプログラム(通称「糞粒プログラム」)に入力・処理することでシカの生息密度を推定することができます。
とはいえ、はじき出される生息密度は、あくまで推定値であり、実際の生息数よりも少なく評価される傾向があるとの話も耳にします。
しかし、多くの地点で実施した結果を比較することで、
といったことが分かるという点で、とても便利な方法であることは間違いありません。
さて、この「糞粒プログラム」ですが、つい最近バージョンアップされたそうです。
こんなことも、進歩し続けているのですね。
㈱地域環境計画では、獣害対策に係る業務の一環として、自治体からシカ生息密度調査のご依頼を頂く例が増加しつつあります。
それだけ、シカの被害が深刻化しているということでしょう。
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