AIによるトレイルカメラの野生動物識別【第5回】識別能力の検証
投稿日:2024年5月10日
運営会社:株式会社 地域環境計画
投稿日 : 2017年06月15日
更新日 : 2024年07月31日
こんにちは「鳥獣被害対策.com」の千葉です。
今日の「鳥獣被害対策の知恵袋」は、キツネによる農作物被害についてです。
皆さん、身の回りでキツネによる被害は起きているでしょうか?
「キツネなんて見たことも聞いたこともない」という方や、「いやいや、おらの畑はよくやられて、困っている…」という方など、様々だと思います。
私も、確かにキツネによる被害は聞きますが、中には、本当にキツネの仕業だろうか…と疑問に思う例もあります。
実際のところ、農林水産省がまとめる野生鳥獣による農作物被害状況をみてみると、「キツネ」という名前は出てきません。
しかし、北海道の各市町村で策定されている鳥獣被害防止計画をみると、多くの市町村で「キツネ」の被害について記載されています。
キツネによる被害としては、特にトウモロコシ、その他豆類、てんさい(ビート)の食害などが多く報告されています。
また、畜産関連では、飼料の食害のほか、牛そのものを襲う事例もあるようです。
小規模ながらも、キツネの被害は確実に存在しているようです。
また、キツネは、人にも感染する寄生虫「エキノコックス」を媒介することでも知られています。
特に、郊外や農村部では、キツネは餌の取りやすい民家、農地近くに営巣することも多く、接触機する会が増えることによって衛生的な問題も懸念されます。
適切に侵入防止策のための対策を講じ、被害を食い止めることが重要になりますね。
キツネなど、中型哺乳類の農作物被害防止、居住地への侵入防止には、『電気柵』の設置が有効です!
★アライグマ対策やキツネ対策用電気柵セット品⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/raccoon-package
ところで、先にも書きましたが、キツネによる被害の中には、本当にキツネの仕業?という事例もあるのではないでしょうか。
特に、同じくトウモロコシの大好きなアライグマが実は真犯人という場合も考えられます。
動画:アライグマがトウキビを物色している様子
アライグマは、キツネよりも被害規模が大きくなる傾向にあるため、キツネと思って油断しているといずれ大きな被害に発展してしまう可能性があります。
早めに真犯人を特定して、適切な対応を取りましょう!
真犯人の特定には、自動撮影カメラが最適です!
★自動撮影カメラはコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/camera
以上、捉えどころのないキツネについてのお話でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★キツネ対策商品はこちら⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/fox
この記事を書いた人
AIによるトレイルカメラの野生動物識別【第5回】識別能力の検証
投稿日:2024年5月10日
AIによるトレイルカメラの野生動物識別【第1回】事前準備と環境設定
投稿日:2024年5月9日
【トレイルカメラを設置する前に】おすすめの防水対策や設置・設定方法を徹底解説!
投稿日:2022年8月2日
先頭へ