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獣害対策今昔物語~その1~

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こんにちは株式会社地域環境計画の久野です。

株式会社地域環境計画は「鳥獣被害対策.com」の運営会社です。

当サイトでは鳥獣害でお悩みのお客様方の声にお応えすべく、

  • 自動撮影カメラ
  • 電気柵
  • 箱わな

など、多様な獣害対策商品を取り揃えております。

さて、今でこそこのように様々な獣害対策商品が開発されていますが、それらの商品がなかったころの日本人はどのように野生生物から集落の作物などを守ってきたのでしょうか。

どうやら資材や技術に乏しかった時代に生きた農民たちは、様々な工夫をこらして防除を図っていたようです。

歴史をさかのぼると、獣害に悩まされていた先人たちの涙ぐましい努力が見えてきました。

例えば、現存する日本最古の和歌集である万葉集(7世紀~8世紀ころ)には次のような歌が詠まれています。

「魂合はば 相寝むものを 小山田の 鹿猪田守るごと 母守らすも」

(想いが同じならば 二人で一夜を過ごしたいが鹿や猪が出没する田を見張るように母が見ているので逢うことができない)

この歌のなかで、母が目を光らせていることの比喩として用いられている鹿や猪から田畑を守るために番をする行為は、「猪追い(ししおい)」と呼ばれ、近世まで行われていました。

これは農地のそばに小屋を建て、その中で笛を吹いたり板を打ち鳴らしたりして、夜通しで田畑の見張りをする方法だったそうです。

このような様子だったのでしょうか。

少し滑稽にも思えますが、当時はこれが最善の方法だったのかもしれません。

夜通し見張らなければならないので、農民の負担は大きく、翌日の農作業にも悪影響を及ぼしていたそうです。

ときにはうっかり寝ている間に作物が食べられてしまうこともあったとか…。

当時の農民たちのストレスが思いやられます。

しかし現代社会に生きる私たちは技術の進歩によって、なにも寝ずの番で猪追いをする必要はなくなりました。

笛を吹いたり板を打ち鳴らしたりしなくても、電気柵を設置すれば電気ショックで動物を驚かし、侵入を防ぐことができます。

電気柵はこちらから⇒
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また、自動撮影カメラを設置すれば、どんな動物がいつ、どのように出没しているかがわかり、カメラの映像をもとに対策を講じることができます。

自動撮影カメラはこちらから⇒
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他にも加害動物の種類に応じた様々な商品をご用意しております。

鳥獣被害でお困りの方は、夜通しで見張りをする前に、お気軽に私共にご相談ください。

※参考書籍
高橋春成編「イノシシと人間―共に生きる」
福井栄一著「イノシシは転ばない―「猪突猛進」の文化史」

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★イノシシ被害の現状と対策についてはこちら⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/description-wildboar
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この記事を書いた人

久野 航

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