イノシシの捕獲研修
投稿日 : 2013年05月13日
更新日 : 2024年03月19日
こんにちは「鳥獣被害対策.com」の小野です。
4月から、千葉県にイノシシの捕獲を学びに行っています。
地元で箱わなの見回りをしている方にご一緒し、捕獲のノウハウを学んでいます。
箱わなでのイノシシの捕獲は、餌を撒いて行われます。
細かな技術については割愛しますが、一番大切なことは頻繁に、できれば毎日見回りを行い、撒いた餌の減り具合や周囲の足跡の変化を逐一観察することです。
頻繁に見回りをしていると、
- 足跡や痕跡からイノシシが徐々に箱わなに近づいてくる様子
- 箱わなの周囲は歩いているものの、箱わなを警戒し中に入らない様子
など、様々なケースに出会います。
状況に合わせて、周囲の餌を足しておく、あえて触らずに待つ、などさまざまです。
被害が出ていて捕獲したいが捕まらない、という方は、
- こまめに見回りをして工夫すること
- 地域に住む熟練した捕獲者に話を聞くこと
が大切と思います。
あきらめず、少しずつやっていきましょう。
また、箱わなに対するイノシシなどの獣の反応は、足跡でも推測することができますが、センサーカメラを使うといろいろなことが分かります。
捕獲を進めていくために、集落でいくつか持っておくと、勉強会や地域ぐるみの活動にも活用できることと思います。
実際の撮影画像はコチラです↓
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