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アライグマ被害はどこまで進むのか?

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こんにちは「鳥獣被害対策.com」の逸見です。

今日の鳥獣害対策の知恵袋はアライグマ被害の対策についてです。

私は4月までこの鳥獣害の対策用品のポータルサイト「鳥獣被害対策.com」の責任者でしたが、
5月から宮畑に交代しました。

しかし、引き続き販売促進に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

さて、現在全国で急速に個体数が増加し農作物や文化財などの被害が増えているのが、特定外来生物の「アライグマ」です。

北海道、関東、中部、近畿地方などでは、爆発的に増えて地域の皆さんが大変困っています。

まだ少ない地域もありますが、どんどん広がっています。

見かけはタヌキやアナグマに良く似ていますが、

  • 体が一回り大きい
  • 雑食性でなんでも食べる
  • 繁殖力が高い
  • 縄張りを持たない
  • 手先が器用で力が強い
  • 木や建物に登るのも得意

という特徴があり、どんどん増えています。

でも可愛いアライグマを防除するのは可哀想では?

★アライグマ被害の現状と対策を知りたい方はコチラ⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/description-araiguma

もちろん、アライグマには何の罪もありません。

すべては、ペットを勝手に野に放した人間の罪です。

しかし、残念なことにこの様な高い能力ゆえ、爆発的に増え、地域の生態系や農業などに壊滅的な打撃を与えてしまうのです。

ですから、国を挙げて個体数が増えないようにしたり、農作物を守ったりしないといけないのです。

北海道では、老後の楽しみに畑をやっていたお年寄りが、アライグマに何度も畑を荒らされ、とうとう病気で寝込んでしまったという話を聞きました。

農業で生計を立てている人たちにはもっと切実な問題です。

さて、畑や果樹などをアライグマの被害から守るには、柵や電気柵で囲うことが有効ですが、よじ登ったり地面を掘ったりする能力が高いので、完全に防ぐことはかなり難しいです。

電気柵のしくみ↓
電気柵の仕組み
★アライグマ対策用の電気柵はコチラ⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/raccoon-electric-fence

そこで、箱わな等で捕獲して個体数を減らすことがアライグマ被害の対策として最も有効な手段です。

箱わな
★アライグマ対策用の箱わなはコチラ⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/raccoon-boxtrap-small

しかし、地域ぐるみで面的に多くの罠を設置して捕獲しないと、なかなか減らすことは出来ません。

被害にあった農家の方が自分の農地付近だけで捕獲しても、その行動範囲に別の個体が入って来るだけで効果は期待できません。

アライグマと思われる被害にあった方は、まず地元の市町村役場の鳥獣害担当部署にご相談することをお勧めします。

そして、アライグマによる被害なのか、タヌキ・アナグマなどの被害なのか識別することが重要です。
↓↓
自動撮影カメラで特定しましょう!
自動撮影カメラ
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https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/camera

トレイルカメラの選び方 完全ガイド

アライグマであった場合は、鳥獣害担当部署から防除の方法についてアドバイスを受けることが良いと思います。

まだ個体数が少ない地域では、柵や電気柵も有効です。

アライグマ対策は、正しく手続きを行えば、狩猟免許が無くても箱罠などで捕獲することが出来ます。

この場合、市町村により対応が異なりますが、被害の多い一部市町村では、簡単な講習を受けると、市町村の指導のもとで地域の方々と連携し捕獲することが出来るようになります。

罠を貸与してくれる市町村もありますが、市町村が推薦するタイプの罠をご自分で購入することも可能です。

アライグマ対策用の電気柵箱わなは当サイトでも販売しています。

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アライグマ専用箱わな 栄ヒルズ 「Raccoon cube(ラクーンキューブ)」

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