【トレイルカメラを設置する前に】おすすめの防水対策や設置・設定方法を徹底解説!
投稿日:2022年8月2日
運営会社:株式会社 地域環境計画
投稿日 : 2012年07月09日
更新日 : 2024年03月19日
こんにちは「鳥獣被害対策.com」の千葉です。
今日の鳥獣害対策の知恵袋は“ミンク”の分布拡大についてのご紹介です。
皆さんはミンクという動物を知っていますか?
北海道に住んでいる方は名前を聞いているかと思いますが、本州ではまだまだ知らない方が多いかもしれません。
北海道の河川沿いを歩いていると、ミンクらしき足跡をよく見かけます。
ときにはその足の持ち主?に出会うことも。
ある時調査中に、ふと川に流れ込む水路をみると、黒くて細長い動物と目が合いました。
ミンクだ!とお互いびっくり。
ミンクはすぐに水路脇の石組みの隙間に消え・・・
と思ったのもつかの間、大きな魚をくわえて出てきました!
大事な獲物を隠してあったんですね。
当HPのミンクの画像にはこのようなエピソードがあったんです。
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https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/mink
実はこのミンクが、本州で分布を拡大しているんです。
ミンクの分布拡大が問題となっている、長野県千曲川流域では、1980年代~90年代はじめにかけて、ミンクの養殖が行われていました。
その当時は周辺で散発的に目撃される程度でしたが、2000年代に入ると急速に目撃例が増え、漁業被害が報告され始めました。
1980年代の導入から約20年で、流域全域で目撃されるようになったのです。
地元では養殖魚や、放流魚の被害が発生し、役場や、漁業協同組合が主体となってミンク対策に乗り出しています。
近年では、福島県郡山市でミンクの高密度分布が確認され、隣接する群馬県、宮城県にも生息が確認されています。
長野県のペースで行けば、あと10年ほどで広範囲で確認されるほど分布を広げる可能性があります。
このような状況にありながらミンクに対する認知度は低く、対策は盛り上がっていない状況です。
その理由として、シカやイノシシなど、他の動物による鳥獣被害と比較して被害規模が小さいことが挙げられます。
※北海道でも年間百万円に届かない程度です(平成13~16年))
しかし、被害を受けている漁業、養殖業の方々にとっては死活問題です。
分布が拡大する前、被害が発生する前から対策を開始することが重要です!
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