ハクビシン対策に有効!「楽落くんNEO」設置で栃木県のいちごを守れ!
投稿日:2021年4月16日
運営会社:株式会社 地域環境計画
投稿日 : 2011年12月28日
更新日 : 2024年03月19日
こんにちは「鳥獣被害対策ドットコム」の津田です。
今日の鳥獣害対策の知恵袋は、ハクビシンによる被害対策についてです。ハクビシンの生態から撃退方法までをご紹介します。
まずはハクビシンの生態、特徴を知ったうえで電気柵で撃退する、箱わなで捕獲するなど対策を行い、家の庭や田畑をハクビシンから守りましょう。
目次
ハクビシンとは、本来、東南アジアを中心に台湾、中国に生息している外来種です。もともと日本にはいなかった動物だと考えられています。
日本には江戸時代に持ち込まれたという記録や、第二次大戦中には、毛皮用に飼育されていた事実もあります。しかし、ハクビシンの毛質はよくないので放逐され、戦後になって個体数を増やしたと言われています。
「白鼻芯(はくびしん)」と言われるように顔の鼻筋にとおる白い一本の線が特徴的です。また、長い尾も特徴的です。
イタチとハクビシンが混同されやすいですが、体の特徴や大きさで区別できます。
ハクビシンの大きさは、
が、一般的です。
普通にみかけるネコよりも少し大きいくらいのサイズです。
北海道、本州、四国、九州の一部と、なんとほぼ日本全域に分布しています!
ハクビシンは夜行性で、昼間は樹洞・岩穴・人家の屋根裏等で休憩し夜になると餌を探しに外に出ます。
最近、都会では、住居侵入による糞尿被害の話をよく聞きます。このような生活被害も及ぼすハクビシンを駆除する業者、例えば屋根裏動物駆除専門の業者なども増えています。
先日、埼玉県でハクビシン被害に対応している方にお話を聞いたところ、市街地のハクビシンは、そのほとんどが人の住居(屋根裏や床下など)を昼のねぐらにしていたと言っていました。住居侵入による糞尿被害の対策としては、まずは、ハクビシンが侵入している入り口を見つけて塞ぐことが大切です。
「入り口が分からない!」という場合や、「何かが家に入ってきているけどどんな動物か分からない!」という場合は、熱を感知して自動でシャッターが切れるトレイルカメラ(センサーカメラ・自動撮影カメラ)を、「ここは通りそうだ!」と思うところに設置しておくことで対象動物の種類や侵入経路、そこを通る日や時間帯などが分かるため、その後の対策を講じる際に非常に役立ちます。
上の画像のように、ベランダの手すりが撮影できるようトレイルカメラを設置しておくことで、ベランダにあるプランターにフンをしていく動物の正体が分かったりします。ちなみに、トレイルカメラは暗い夜間でも鮮明に撮影できますので、夜行性のハクビシンなど、野生動物の姿を捉えるのに大変適しています。
※トレイルカメラの機能によって、夜間白黒(モノクロ)またはカラー撮影できる機種などがあります。
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ハクビシンによる農業被害(農作物被害)も年々増加傾向にあります。農水省の調べによると、平成21年度の被害額は、なんと3億2千万円です!
これは、
に次いで5番目に高い被害額です。
ハクビシンが害獣、有害鳥獣とされるのも理解できますね。
また、被害の農作物は、平成18年度のデータで、
など、幅広い範囲で報告されていますので、ハクビシン対策は畑を持つ農家の皆さんはもちろん、見過ごされがちですが、庭に果樹など植えているお宅にとっても避けては通れない課題となりつつあります。
このように生活、農業双方に被害を及ぼすハクビシンですので、できれば被害が出る前、大きくなる前にきちんと被害対策をして防除、撃退、退治、駆除しておきたいところです。
具体的な対策方法としては、
①電気柵で物理的な侵入を防ぐ
②有刺鉄板を木や雨どいに巻き付けて登れなくさせる
③箱わなで捕獲する
などが挙げられます。
電気柵というと、上のようなものをイメージするかと思いますが、ハクビシンやアライグマ等の中型動物による農作物被害対策としては、 ネットと電気柵を掛け合わせた商品「楽落くん」がおすすめです。「楽落くん」は、ハクビシンやアライグマなどの中型動物の専門家である埼玉農業技術研究センターに所属されていました古谷益朗先生が研究から開発まで手掛けており、ハクビシンやアライグマなどの中型獣やイノシシに対しての撃退効果が見込めます。
【楽落くんのおすすめポイント!】
実際に楽落くんを設置した記事ハクビシン対策に有効!「楽落くんNEO」設置で栃木県のいちごを守れ!【前編】もぜひ参考にしてみてください。
★その他、ハクビシン対策用電気柵製品はこちら⇒
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電気柵対策の他にも、このような撃退方法もあります。トゲトゲ、チクチクの付いた鉄板、有刺鉄板を果樹などハクビシンが登る木、支柱、雨どいなどに巻き付けることでハクビシンを撃退することができます。
★ハクビシン撃退用有刺鉄板はこちら⇒
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そして、ハクビシン撃退が思ったようにうまくいかない、田畑、庭先、ベランダ、屋根裏に出没するということであれば、箱わなでハクビシンを捕獲する方法もあります。
※ただし、ハクビシンを捕獲する場合は、鳥獣保護管理法等の法律によって規制されています。罠を使った捕獲には、捕獲許可や狩猟免許が必要ですので、事前にお住まいの県や市町村へご確認ください。
★各都道府県の鳥獣被害担当部署・相談窓口一覧はこちら⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/link
★ハクビシン用箱わなはこちら⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/hakubishin-boxtrap-small
当ブログでは、ハクビシン対策、ハクビシン被害の状況、ハクビシンの捕獲に関する法律など、最新の情報も詳しくまとめています。ハクビシンについてさらに詳しく知りたい方は、ハクビシン対策の決定版「ハクビシン被害を減らすために」【2024年版】も併せてご覧ください。
などなど、ハクビシン対策の決定版となっています。
次回、ハクビシンの対策 ~都会のハクビシン~では、最近よくハクビシンを見るので身近な体験談をもとにハクビシンの食性・餌などについてご紹介したいと思います。
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★ハクビシン被害の対策商品・グッズはこちら⇒
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★ハクビシンの生態や分布についてさらに詳しく知りたい方はこちら⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/description-hakubishin
この記事を書いた人
ハクビシン対策に有効!「楽落くんNEO」設置で栃木県のいちごを守れ!
投稿日:2021年4月16日
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投稿日:2021年3月5日
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イノシシ・シカ・サル・アライグマ・・・捕獲用箱わなの構造には理由があります!
投稿日:2016年11月11日
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投稿日:2013年2月1日
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