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野生動物対策技術研究会 第2回全国大会 参加レポート

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こんにちは「鳥獣被害対策.com」の小野です。
今日の鳥獣害対策の知恵袋は、鳥獣害対策に関する研究会の参加報告です。

10月20~21日に、「野生動物対策技術研究会 第2回全国大会」に参加しました。

この研究会は、野生動物による被害を減らすために、

  • 野生動物対策に関する情報交換や情報提供、
  • 研究会やセミナーの開催
  • 専門技術者の育成
  • 現地指導
  • 専門家の派遣など

を行うために設立された組織です。

今回の大会は以下のプログラムで行われました。

◆1日目(10月20日)

野生動物対策技術研究会01

  1. 基調講演「持続可能な被害対策の取り組みに向けた提言」
  2. メーカーによる被害対策機材の展示と意見交換会
  3. 6つの分科会
    「外来種による被害対策」
    「合意形成と集落環境診断手法による被害対策」
    「防除施設や資材の効果的な使用方法」
    「センサーカメラ、テレメトリ、GPS発信機などのIT機器の効果的な活用」
    「獣肉のおいしい調理法と地域ブランドとしての活用」
    「入門-鳥獣被害対策」

◆2日目(10月21日)

野生動物対策技術研究会02

  1. 基調講演「サルとシカの対策はなぜ難しいか~集落対策から広域対策への展開~」
  2. 現地調査報告「青森県下北半島、福島県福島市、神奈川県西湘地域、佐賀県唐津市、神奈川県丹沢地域
  3. 総合討議「サルとシカの効果的な対策手法について」

全国の県、市町村、役場職員、鳥獣の防除機材や調査機材を扱う民間業者など、鳥獣害をとりまく関係者が集まり、情報交換を行いました。

講演では先進地の対策についての発表が行われ、たくさんの関係者が熱心に聞いていました。

メーカーによる機材展示と意見交換会では、各ブースにメーカーの一押し製品が並べられ、熱心な説明が行われていました。

展示されていた機材はさまざまな素材の

  • 防獣ネット
  • フェンス
  • 電気柵
  • くくり罠
  • 箱罠

など、多岐にわたりました。

なかには、

  • 音波を用いた獣除け装置、
  • 重さで捕獲する獣を限定できるくくり罠、
  • 獣皮を加工した獣革製品の展示

といった変わったものもありました。

そのなかで、果樹園の樹木に巻きつけて 獣が登るのを防ぐ、または防護フェンスの最上部につけて獣の乗り越えを防ぐという、 今までとは違った視点の新製品が展示されていました。

現在その製品につきましては、販売準備を進めています。

近日中に詳細をお伝えいたします。

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★防獣ネットはコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/guard-net
★フェンスはコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/fence
★電気柵はコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/electric-fence
★くくり罠はコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/trap
★箱罠はコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/boxtrap-big

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この記事を書いた人

小野 晋

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